キスマイ脱退メンバーの真実|北山宏光の独立理由と6人体制の現在地
2011年の鮮烈なデビュー以来、ジャニーズ(現SMILE-UP.)屈指の実力派グループとして第一線を走り続けてきたKis-My-Ft2。ローラーブレードを駆使したアクロバティックなパフォーマンスと、バラエティ番組で見せる飾らない親しみやすさで幅広い世代を魅了してきた彼らですが、その歩みは決して順風満帆な平坦な道ばかりではありませんでした。
2023年夏に起きた最年長フロントマン・北山宏光のグループ卒業と事務所退所は、エンタメ界に大きな衝撃を与えました。さらにファンの間では、デビュー前の結成初期にグループを去った「幻のメンバー」の存在も語り継がれています。2026年を迎えた現在、新体制となった6人のキスマイと、ソロとして新境地を切り拓く北山宏光はどのような関係性を築いているのか。脱退の真相から現在の活動状況まで、一次情報と丹念な取材をもとに事実関係を紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:キスマイの歴史において脱退したメンバーは、結成初期に離脱した飯田徳孝と、2023年8月に卒業した北山宏光の計2名。
- 要点2:北山宏光の脱退・退所理由は不仲ではなく「40代を目前にした第2のエンタメ人生への挑戦」であり、滝沢秀明氏率いるTOBEへ合流してソロとして躍進中。
- 要点3:残された6人のKis-My-Ft2はメンバーカラー「赤」への敬意を胸に強固な結束を見せ、アリーナ・ドーム公演や個人の多角的な活動で確固たる地位を維持している。
【歴代の軌跡】キスマイの脱退メンバーは誰?2人の足跡とグループの歩み
Kis-My-Ft2というグループ名は、メンバー全員の頭文字を繋ぎ合わせて命名されたことで広く知られています。しかし、グループの黎明期から現在に至る歴史を振り返ると、グループを離れたメンバーは2名存在します。
世間的に最も広く知られているのは、グループの顔でありメインボーカルを務めた北山宏光(Ki)の卒業です。2023年8月31日をもって約18年間にわたるグループ活動にピリオドを打ちました。一方で、長年のファン以外にはあまり知られていないのが、2005年7月の結成当初に「i」を担当していた飯田徳孝の存在です。
デビュー当時に確立された「北山宏光(Ki)・千賀健永(s)・宮田俊哉(M)・横尾渉(y)・藤ヶ谷太輔(F)・玉森裕太(t)・二階堂高嗣(2)」という7人組の並びは、初期の脱退とメンバー再編を経て完成した奇跡的なバランスの上に成り立っていました。それぞれの脱退には、異なる時代背景と人生の選択がありました。
デビュー前に姿を消した「幻の初期メンバー」飯田徳孝の脱退理由
Kis-My-Ft2の前身ユニットである「Kis-My-Ft.」から発展し、2005年7月に結成された初代ラインナップ。当時「i」のポジションを務めていたのがジャニーズJr.の飯田徳孝(いいだ のりたか)でした。抜群のダンススキルと爽やかなルックスでJr.ファンの間でも高い人気を誇っていた有望株です。
しかし、結成から1年も経たない2006年春頃、飯田は突如としてグループから姿を消し、事務所を退所しました。突然の離脱に当時は様々な憶測が飛び交いましたが、実際の脱退理由は学業への専念と将来の進路変更でした。芸能活動と学業の両立に悩み、一人の学生として学業を優先し、別の道へ進むという本人の強い意志を尊重した円満な離脱であったことが判明しています。
飯田の脱退に伴い、グループ名のアルファベットの割り当てが見直されました。「i」の文字は飯田から飯田が抜けた穴をカバーする形で、二階堂高嗣(「ni」の「i」)が担うなど文字の割り振りが整理され、最終的に宮田俊哉(M)や玉森裕太(T)らを含む強固な7人体制へと移行していきました。下積み時代が長かったキスマイにとって、この初期の危機を乗り越えた経験こそが、泥臭く這い上がる強靭なグループ精神を育む原点となったのです。
北山宏光がキスマイを卒業した本当の理由|不仲説の真相と「TOBE」合流への覚悟
結成から18年、CDデビューから12年が経過した2023年6月7日、激震が走りました。グループの精神的支柱であった北山宏光が同年8月31日をもって卒業・退所することが公式発表されたのです。
ネット上では「メンバー間の確執か」「不仲による分裂ではないか」といった根拠のない噂も囁かれました。しかし、現場の取材や関係者の証言を総合すると、不仲説は明確な事実無根です。脱退が決まる直前までメンバー7人は何度も膝を突き合わせてグループの未来を語り合っており、卒業直前に行われた公式生配信や冠番組のラスト収録でも、互いを労い涙と笑顔で送り出す温かな絆が画面越しにも溢れていました。
北山が決断した真の理由は、「人生の第2章に向けた、表現者としての挑戦」でした。当時37歳、40代という人生の大きな節目を視界に捉えた北山は、グループという守られた枠組みを飛び出し、イチ表現者としてどこまで通用するのかを試したいという渇望を抱くようになりました。事務所を取り巻く環境の急激な変化も、自らの将来を真剣に見つめ直す引き金となったことは否定できません。
事務所退所から約半月後の2023年9月17日、北山は滝沢秀明氏が立ち上げた株式会社TOBEへの合流を電撃発表しました。自ら作詞作曲を手掛け、映像制作やプロデュース全般に深く関わるクリエイティブな環境を求め、覚悟を持った単身での再スタートを切ったのです。
北山宏光の現在|ソロアーティストとしての飛躍と築いた新境地
TOBEへの合流以降、北山宏光のクリエイティビティは凄まじい勢いで開花しています。2023年11月に配信リリースしたデジタルシングル『乱RUN』を皮切りに、HIP-HOPやR&Bをベースにしたエッジの効いた楽曲を次々と世に送り出しました。
2024年から2025年にかけては自身初となるソロ全国ツアーを敢行し、有明アリーナ規模の会場を満員にするなど、動員力とステージングの高さを見せつけました。2026年現在もその勢いは衰えず、ソロアーティストとしての音楽活動に留まらず、地上波・配信ドラマでの主演や舞台出演など、マルチな俳優業でも独自の存在感を発揮しています。
古巣のメンバーとは事務所こそ異なれど、メディアのインタビュー等でかつての仲間を否定するような発言は一切ありません。むしろ「互いがそれぞれの場所で輝くこと」を誓い合った男同士のリスペクトが、現在の北山の充実した表情から伝わってきます。
【6人体制の今】メンバーカラーの行方とKis-My-Ft2の現在地
北山という強烈なセンターを失ったKis-My-Ft2ですが、残された千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、藤ヶ谷太輔、玉森裕太、二階堂高嗣の6人は、立ち止まることなく前進を選びました。
ファンの間で最大の関心事の一つだったのが、北山のメンバーカラーであった「赤」の行方です。グループによっては脱退メンバーの色を他のメンバーが継承するケースもありますが、キスマイが出した結論は「赤は永久欠番とし、引き継がない」という選択でした。北山が築き上げた功績と7人で過ごした歴史に最大の敬意を払い、6人はそれぞれの既存カラー(水色、紫、オレンジ、ピンク、黄、緑)のまま活動を継続しています。
歌唱面では、これまで北山と藤ヶ谷の「藤北」が担っていたツインボーカルの役割を、玉森裕太がより強固に支え、千賀や二階堂、横尾、宮田の歌唱パートが大幅に増加しました。6人体制初となった全国ツアーやドーム公演では、フォーメーションを全面的に再構築し、大人の色気と厚みを増したパフォーマンスを披露。ファンから絶賛の嵐を浴びました。
個々の活動においても、藤ヶ谷の俳優・MC業、玉森のファッション界・ドラマ界での躍進、宮田のアニメ・情報番組での確固たる地位、千賀の美容・アート進出、二階堂の演出力、横尾の執筆・情報発信など、6人が各分野で個性を爆発させています。欠落を嘆くのではなく、強固な結束でピンチをチャンスへと変えた現在のキスマイは、大人のボーイズグループとして新たな黄金期を迎えています。
【キスマイ 脱退 メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Kis-My-Ft2を過去に脱退したメンバーは全部で何人ですか?
A1:これまでにグループを離れたのは、CDデビュー前の2006年に脱退した飯田徳孝と、2023年8月末に卒業した北山宏光の計2名です。2011年のメジャーデビュー以降に脱退したのは北山宏光のみとなります。
Q2:北山宏光のメンバーカラーだった「赤」は誰が引き継ぎましたか?
A2:誰にも引き継がれていません。北山へのリスペクトと7人で歩んだ歴史を残すため、赤色は実質的な永久欠番となっており、残る6人は従来のメンバーカラーのまま活動しています。
Q3:メンバー同士の不仲が脱退の直接的な理由ですか?
A3:明確に否定されています。飯田徳孝は学業専念のための進路変更、北山宏光は40代を前にしたソロエンターテイナーとしての挑戦が理由です。北山が卒業する際も送別配信などを通じてメンバー間の厚い信頼関係が示されており、円満な旅立ちでした。
Q4:現在の6人体制での活動は順調ですか?
A4:極めて順調です。6人体制への移行後もアリーナツアーやドーム公演を成功させ、音楽番組への出演や個々のソロ活動など、グループ・個人双方で高いエンゲージメントを誇っています。
まとめ:それぞれの道で輝く7人の魂とこれからの展望
初期メンバーの脱退という試練を乗り越えて掴み取った2011年のデビュー、そして12年間にわたって築き上げた7人の金字塔。2023年の北山宏光の卒業はグループにとって最大の転換点でしたが、彼らが下した決断は決して後ろ向きな分裂ではありませんでした。
自らの表現を極めるために新天地で攻めの姿勢を崩さない北山宏光と、グループの歴史と誇りを背負いながら6人で新たなエンターテインメントを提示し続けるKis-My-Ft2。歩む道こそ分かれましたが、泥臭く這い上がってきたキスマイの魂は、今も双方の胸の中で強く脈打っています。それぞれのフィールドで挑戦を続ける彼らの動向から、今後も目が離せません。 (出典: キスマイ 脱退 メンバー(Yahoo!ニュース))